なでしこリーグカップ決勝でベレーザFW田中が決勝弾、ガッツポーズ写真をSNSに投稿

　プレナスなでしこリーグカップ1部決勝が21日に味の素フィールド西が丘で行われ、日テレ・ベレーザが1-0でINAC神戸レオネッサに勝利し、2大会ぶり7度目の優勝を決めた。決勝点を叩き込んだベレーザのなでしこジャパン（日本女子代表）FW田中美南は自身の公式インスタグラムを更新して「まず一冠」と綴った一方、「すごい噛み締めてる」と決定的瞬間の1枚をアップして反響を呼んでいる。

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　なでしこリーグ1位を走るベレーザと同2位INACが、リーグカップ優勝を懸けて激突した一戦は、ともに譲らぬ一進一退の攻防となった。0-0のまま時間が過ぎるなか、後半40分に均衡が破れる。ベレーザは右サイドに流れたMF長谷川唯がクロスを送ると、相手二人の間に上手く入り込んだ田中が頭で合わせてゴール。これが決勝ヘディング弾となり、ベレーザが1-0で逃げ切った。

　DF岩清水梓は試合後、自身の公式ブログで「エースの一撃で優勝しましたー」と田中の一撃を称え、アシストの長谷川も公式ツイッターで「エースがやってくれました！」と絶賛。そんななか田中は自身の公式インスタグラムに1枚の写真をアップした。

　その“決定的瞬間”は、ゴール直後に両手を大きく広げてガッツポーズし、得も言われぬ表情を浮かべている田中を映し出している。本人も泣き笑いの絵文字とともに、思わず「すごい噛み締めてる」と記したほどだ。返信欄では「流石」「感動した」「最高」「ナイスゴール！」「頼れるキャプテン」など称賛のコメントが並んでいる。

　エースFWの一撃でなでしこリーグカップを制したベレーザは、これでまず一冠を獲得。一時中断されていたなでしこリーグは9月から再開するが、リーグ戦でも首位に立つベレーザは皇后杯も含めて三冠を目指す。