レアル移籍浮上のアザールは「クラブ最高の選手」 セスクがチェルシー残留を説得

セスク(左)は移籍の噂が絶えないアザール(右)のチェルシー残留を希望している【写真:Getty Images】
セスク(左)は移籍の噂が絶えないアザール(右)のチェルシー残留を希望している【写真:Getty Images】

チェルシーは長期契約を結ぶ意向も、W杯後に絶えない移籍の噂

 プレミアリーグの強豪チェルシーの中盤を担う元スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、レアル・マドリードへの移籍の噂が絶えないベルギー代表FWエデン・アザールがチームに必要な選手であることを認め、しばしば移籍をしないように説得していることを明かした。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 今季のチェルシーは、昨季まで2シーズンにわたって指揮したアントニオ・コンテ監督を解任。ナポリを率いていたマウリツィオ・サッリ監督を招聘し、新たなスタートを切っている。

 しかし、チェルシーのエースであるアザールにはロシア・ワールドカップ(W杯)終了後からレアルへの移籍の噂が絶えず、本人も「違うものを発見する時が来たかもしれない」と語るなど、6年過ごしたチェルシーから移籍する可能性が浮上している。

 チェルシーはアザールをチームに残留させたい意向を持っているようで、今後数週間のうちに新たな長期契約を結ぶ交渉を再開させたいと考えているようだ。

 こうした数々の報道に対して、月曜日に行われたクラブの記者会見で口を開いたのがセスクだ。「僕は彼としばしば話をしている。彼はクラブ最高の選手であり、僕たちはチェルシーが最高の選手を残留させてくれることを必要としているんだ」と、アザールの残留を何より望んでいることを明かしている。

「彼は自分がファンに愛されていることを知っているし、僕らも一緒にプレーしたい選手なんだよ。だからこそ僕らは彼に残留してほしいんだ」

 残留を願うセスクの声は届くのか。アザールの決断に注目が集まっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング