ネイマールが自身の“過剰演技”に言及 「僕がタックルを受けたがっていると思うかい?」
「『すまない、どいてくれ』とは言えないから…」
「僕のフットボールはドリブルをし、相手に立ち向かうことだ。相手に『すまない、僕は点を取りたいからどいてくれ』 なんて頼むことはできないわけで、目の前の彼らにドリブルを仕掛けなければならない。何度もトライしていくわけだけど、彼らだって僕の突破を許すわけにはいかない。だから、ファウルで止めることだってあるよね。多くの局面で僕の方が他の選手よりもスピードで勝ることが多いから、相手はタックルしてくる。そして、レフェリーはそれを見る立場にある」
ネイマールはファウルをもらうためにドリブルを仕掛けているのではなく、突破を図ったうえでタックルを受けていることを訴え、正当性を主張した。
「僕が常にタックルを受けたがっていると思っているのかい? ノーだ。痛いし、辛いんだよ。試合後、4、5時間アイシングを強いられるんだ」
審判へのアピールが過剰であることは否めないが、本人はあくまでも自身の武器であるドリブルで真っ向勝負を仕掛けたうえで、ファウルを受けていると理解してほしかったのかもしれない。