フランスのW杯優勝“FWコンビ”再結成? アトレチコがジルー獲得へ交渉開始
レンタル移籍を持ちかけるも、チェルシー側は完全移籍を望む
アトレチコ・マドリードが新シーズンに向けた補強として、フランス代表FWオリビエ・ジルーにアプローチしているようだ。ロシア・ワールドカップ(W杯)優勝を果たしたフランス代表の前線でコンビを組んだFWアントワーヌ・グリーズマンと、再びタッグを組む可能性が浮上している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ジルーは今年1月にアーセナルからチェルシーへ1年半契約で完全移籍。終盤戦はレギュラーとして重宝され、13試合で3得点を記録した。
ロシアW杯ではオーストラリアとの初戦こそベンチスタートで途中出場だったが、その後は6試合連続でスタメン出場。グリーズマンとコンビを組んだ。結局、7試合無得点に終わったが、正確なポストプレーを生かしたチャンスメーク力で、ディディエ・デシャン監督からの信頼を獲得していた。
記事によれば、アトレチコはチェルシーにレンタル移籍を持ちかけているが、チェルシー側は完全移籍を望んでいるという。現時点では両クラブの思惑に差異が生じているようだ。
アトレチコはACミランのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチがこの夏のトップターゲットとなっているようだが、こちらも交渉は進展していない様子。また、チェルシーもユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン獲得の話が浮上しており、両クラブとも攻撃陣の補強を狙っている状況だ。
アトレチコのエースであるグリーズマンはW杯前に残留を宣言。ジルーが加わり、フランスをW杯優勝に導いた2トップの再結成は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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