サッカー界「最悪のタックル?」 まるでプロレス…衝撃の“腹部ドロップキック”波紋拡大

デュドランジュDFブライアン・メリスの腹部ドロップキックの波紋が拡大している(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
デュドランジュDFブライアン・メリスの腹部ドロップキックの波紋が拡大している(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

デュドランジュの仏DFメリスが衝撃のプレー 海外驚愕「両足で相手の胃を空中キック」

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選のヴィデオトンFC(ハンガリー)対F91デュドランジュ(ルクセンブルク)の第2戦で、デュドランジュのフランス人DFブライアン・メリスが相手に対して腹部ドロップキックをお見舞いした。その衝撃プレーは海外メディアを驚かせたが、サッカーとは思えない行動に「いや、これはプロレスじゃない!」「世界最悪のタックル」など波紋が拡大している。

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 現地時間17日に行われたCL予選1回戦の後半アディショナルタイムに問題のプレーは生まれた。敵地に乗り込んだデュドランジュが1-2とリードを許すなか、相手GKがゴールキックで前線にボールを供給。混戦となりデュドランジュのフランス人DFメリスとヴィデオトンのハンガリー代表MFマテ・パトカイが球際で競り合う形となった。

 メリスが一足先にボールに触れ、横っ飛びするような体勢から左足でボールを空高くに蹴り上げた。しかし、その直後になぜか右足も揃えて相手の腹部に両足ジャンピングキック。蹴られたパトカイは腹部を押さえながら悶絶した一方、メリスには即座にレッドカードが提示されて一発退場となった。

「ダブルカンフーキック」や「殺人タックル」と海外メディアで報じられていたが、波紋は拡大の一途を辿っている。スペイン紙「AS」は「いや、これはプロレスじゃない。サッカーの試合で恐ろしいキック」と動画付きで言及すると、「両足で相手の胃を空中キック」と表現した。一方、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」も「史上最悪のタックル? 衝撃のドロップキック」と指摘し、「大混乱のなかでゲームが終了した」と騒動を伝えている。

 一発退場となったメリスが所属するデュドランジュは2戦合計スコア2-3で1回戦敗退となり姿を消したが、戦慄プレーの波紋はまだ収まりそうにない。

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