現外相がなぜ反応? 日本代表DF遠藤の海外移籍決定に「かわいい子には旅をさせよう」
浦和DF遠藤がベルギーのシント=トロイデンへ移籍 公式発表直後に河野外相がツイート
浦和レッズは21日、ロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表の一員として戦ったDF遠藤航が、ベルギー1部リーグのシント=トロイデンへの移籍で基本合意したことを発表した。同日、現外務大臣の河野太郎氏が公式ツイッターを更新し、遠藤移籍の公式リリースを引用しつつ、「かわいい子には旅をさせよう」と綴って話題を呼んでいる。
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ロシアW杯メンバーに選出された遠藤だが、本大会では出場機会なく終わった。J1リーグはシーズン真っ只中だが、欧州の新シーズンが開幕する前のタイミングで移籍が決まった形だ。クラブを通じて遠藤は「個人的にさまざまな思いがある中で決断させていただきました」とコメントしている。
その公式発表の直後に現外務大臣の河野太郎氏が公式ツイッターで反応し、「かわいい子には旅をさせよう」と温かく送り出す姿勢を見せた。現在25歳の遠藤は、湘南ベルマーレの下部組織からトップ昇格し、2011年から15年までフル稼働。16年のリオデジャネイロ五輪の年に浦和へ移籍し、主将として出場を果たした。
なぜ、現外相の河野氏が遠藤についてツイートしたのか。そこにはJリーグクラブの“湘南ベルマーレ”という共通項が浮かび上がる。河野氏は2000年から2005年まで湘南の取締役会長を務めた経験がある。政界でも有数のサッカー好きとして知られる同氏は、これまでも縁のある湘南についてたびたびコメントを綴ってきた。湘南を飛び出し、浦和を経て、今まさに世界へ羽ばたこうとしている遠藤の移籍発表を受けて、居ても立ってもいられなかったようだ。
「遠藤航は湘南ベルマーレが育てた」というファンのコメントに対して、河野外相も一言「御意」と綴って同調。言葉数こそ少ないが、“湘南愛”を感じさせる投稿となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)