ハメスのレアル復帰説に待った! バイエルンCEO「報道は必ずしも真実ではない」
ルンメニゲCEOが残留を明言「ハメスはバイエルンに残ってプレーする」
今夏の欧州サッカー移籍市場で中心軸になると見られるのは、やはりレアル・マドリードだ。絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスに売却し、ジネディーヌ・ジダン前監督からフレン・ロペテギ新体制に代わったチームは、大きく再編する様相を呈している。そのなかで去就に注目が集まるのは、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだ。昨季からドイツ王者バイエルンに期限付き移籍中の身だが、レアル復帰が囁かれるなかでバイエルン側は今季も在籍すると強調している。
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2014年、ブラジル・ワールドカップ(W杯)得点王に輝く活躍ぶりが認められ、レアルに加入したハメスだが、ジダン監督の下ではローテーション要員に回ったこともあり、昨夏に2シーズンのレンタル移籍でバイエルンに加入した。負傷わ期間こそあったものの、公式戦で39試合8得点15アシストをマーク。ロシアW杯では負傷の影響により本領発揮とはいかなかったが、不可欠な主力としてバイエルンのリーグ7連覇に貢献した。
しかしロナウド移籍などによって、レアルはチームの変革を推し進めている。それを受けて賑わすのは現地メディアの報道で、現在“貸し出し中”であるハメスの復帰を画策していると伝えられている。これに対してクギを刺したのは、バイエルンの重鎮であるカール=ハインツ・ルンメニゲCEOだ。
「契約状況は周知されていることであり、スペインからの多くの報道は必ずしも真実ではないな。私は今季について確証していて、それ以上のことを想定している。ハメスはバイエルンに残ってプレーするだろう」
バイエルンとしては、攻撃のプレーメーカーとして手放すつもりが毛頭ないことを宣言した。レアルとしてはベルギー代表MFエデン・アザールらが獲得候補として天文学的な移籍金が噂されるが、ハメス復帰の方が実現はより難しいのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)