同年にCLとW杯決勝で敗れた“悲劇のシルバーコレクター” 目前で優勝を逃した7人は?

リバプールのクロアチア代表DFロブレンが悲劇の主人公に…【写真:Getty Images】
リバプールのクロアチア代表DFロブレンが悲劇の主人公に…【写真:Getty Images】

今年はリバプールのクロアチア代表DFロブレンが悲劇の主人公に…

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とFIFAワールドカップ(W杯)。同じ年にその二つの大舞台で決勝のピッチに立つことが許された選手は、世界でも稀有な存在であることは間違いない。そして、その両方で敗れたとなれば、そのショックは計り知れないものとなるだろう。

 リバプールでプレーするクロアチア代表DFデヤン・ロブレンは今年、そんな悲劇を味わった唯一の選手として歴史に名を刻んだ。レアル・マドリードと対戦したCL決勝では1-3で敗れ、フランスとのW杯決勝も2-4と敗れていずれも準優勝に終わった。

 そしてデータ会社「オプタ」のツイッターは、「チャンピオンズカップ」が現行の「チャンピオンズリーグ」へと改称されてから初めて行われた1994年のW杯以降で、同じ年に二つの決勝に出場し、試合に敗れた悲しき“シルバーコレクター”を特集。ロブレンを含めて7選手がいることが明らかとなった。

 94年アメリカ大会、98年フランス大会、2014年ブラジル大会で該当者はいないが、2002年日韓大会では3選手が両決勝で涙を呑んだ。

 W杯では元ブラジル代表FWロナウドが2得点を決めたブラジルがドイツを2-0で撃破し、CLではレアル・マドリードが元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンの芸術的なボレーシュートなどでレバークーゼンを2-1で下したこの年。ドイツ代表FWオリバー・ノイビル、DFカルステン・ラメロウ、MFベルント・シュナイダーがいずれも準優勝の悔しさを味わった。

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