チェルシー新監督サッリに逆風!? アブラモビッチ会長がスーツ着用と喫煙禁止を命じる
ナポリではジャージ姿で指揮、ハーフタイムには喫煙
今季からチェルシー新指揮官に就任したマウリツィオ・サッリ監督だが、新天地ではこれまでの慣例が禁じられてしまったようだ。チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏はこのイタリア人監督に記者会見時のスーツ着用と、ハーフタイムの喫煙禁止を命じたと英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
サッリ監督はナポリで指揮を執る際にスーツではなく、ジャージ姿でベンチ入りすることが通例となっていた。
また、ヘビースモーカーとして知られることから、ホームゲームでは特別に用意された喫煙室で試合のハーフタイムにタバコを吸っていたという。昨年のヨーロッパリーグで対戦したドイツのRBライプツィヒは、ホームゲームでサッリ監督のために喫煙エリアを設けたというニュースも話題となった。
しかし、チェルシーのオーナーであるアブラモビッチ氏は、サッリ監督に会見時のスーツ着用を命じ、喫煙も一切禁止とした。
元銀行員という異色のキャリアを歩み、2016年には当時インテルを率いていたロベルト・マンチーニ監督に対する差別的発言で処分を下されるなど、ピッチ外での話題も多いサッリ監督だが、新天地ではその自由な振る舞いに制限がかけられることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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