今夏のICC開幕! 香川らW杯組不在のドルトムント、ゲッツェのPK弾でマンCに勝利
毎年恒例のプレシーズン大会がスタート マンC新加入のマフレズも先発
毎年恒例となったプレシーズントーナメント、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)が今年も開幕。アメリカ・シカゴのソルジャー・フィールドで行われた一戦では、ドルトムント(ドイツ)がドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの決勝ゴールによってマンチェスター・シティ(イングランド)に1-0で勝利した。
お互いにロシア・ワールドカップ(W杯)に出場した主力は不在。ルシアン・ファブレ新監督を迎えたドルトムントは、ゲッツェやアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ、DFマルセル・シュメルツァーらがスタメン出場した。日本代表MF香川真司はまだチームに合流しておらず、若手選手が多くメンバー入りした。
一方、ジョゼップ・グアルディオラ監督体制で3季目を迎えるシティでは、レスター・シティから新加入した注目のアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが先発起用された。
試合が動いたのは前半27分。プリシッチが右サイドからドリブルを仕掛けると、DFオレクサンドル・ジンチェンコに倒されてPKを獲得。これをドイツ代表MFマリオ・ゲッツェがゴール真ん中に蹴り込み、同28分にドルトムントが先制した。
前半アディショナルタイムにはマフレズが直接FKで鋭いシュートを放ってゴールを脅かしたが、ドルトムント新加入のGKマルヴィン・ヒッツがファインセーブを見せてピンチを脱した。1-0のまま試合はハーフタイムを迎えた。
後半開始と同時にドルトムントはGKヒッツを除く10選手を入れ替えた。ICCでは計3回、最大11人の交代が認められている。対するシティはクラウディオ・ブラーボからジョー・ハートへとGKだけを交代した。
前半は支配率でもほぼ互角だったが、後半は途中出場のMFヌリ・シャヒンを中心としたパスワークでドルトムントがボールを保持する時間が続き、シュートチャンスも多く作った。
シティは25分過ぎにドイツ代表MFレロイ・ザネらを投入したが、得点は奪えず。1-0のまま試合終了となり、2018年のICC初戦は新体制のドルトムント勝利で幕を開けた。
(FOOTBALL ZONE編集部)