バルサ、ウィリアン獲得へ“猛アタック” 移籍金80億円に増額し三度目のオファー
攻撃陣の“南米化”が再び加速か 先週提示した77億円に3億円プラス
リーガ・エスパニョーラ王者バルセロナは、自慢の前線のさらなる“南米化”を推し進めようとしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」によると、ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したブラジル代表MFウィリアン(チェルシー)に、日本円にして約80億円のオファーを出したと報じている。
ウィリアンはW杯で右ウイングのレギュラーポジションを確保。得意の高速ドリブルでFWネイマール、MFフィリペ・コウチーニョらと攻撃を仕掛けた。同局の関係者によると、バルサは4月の段階でウィリアンにオファーを提示しており、先週にも5300万ポンド(約77億円)の移籍金で二度目のオファー。そして今回、5500万ポンド(約80億円)に増額して三たびアタックしているという。
ウィリアンは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で激突したバルサ相手に、チーム唯一のゴールを決めている。2013年にロシアのアンジ・マハチカラから加入して以降、チェルシーで236試合出場44ゴールと、長年主力としてプレーしている実績も買っているようだ。その一方で、ウィリアンはアントニオ・コンテ前監督時代からクラブに退団希望を出しており、移籍が有力とされている。
バルサは昨夏ネイマールを2億2200万ユーロ(約290億円)で売却して以降、フランス代表FWウスマン・デンベレ、コウチーニョを100億円超の移籍金で次々と獲得。大台に届かないとはいえ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスらを筆頭にした“南米コネクション”を、再び充実させようとしているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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