インテル長友、リストラ候補に 非情な余剰人員報道 

名門の左サイドは飽和状態「いくらなんでも多すぎる」

 インテルの日本代表DF長友佑都が新シーズン始動したミラノの名門にとっての余剰人員と地元メディアに報じられている。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」がインテルの移籍市場の動向について「多すぎるのは誰だ?」と特集を組んでいる。
 今季からセリエAでは、細部に例外はあるものの、トップチーム登録人数は25人に制限されている。現状、インテルは少なくともあと7人の選手を放出しなければならない。そのリストラ予想リストに長友が含まれている。
 特集では長友が務める左サイドに関して、「いくらなんでも多すぎる」と見出しを付けた上で、フェデリコ・ディマルコとサントンのうち1人に加え、長友とドドがクラブを追われることになるだろうとレポート。放出の理由については、300万ユーロ(約4億円)とされる長友の高額年俸と報じている。
 かねてよりインテル愛をアピールして残留を熱望する長友だが、セリエA登録選手枠という壁にも直面している。契約期間は2016年6月までとなっており、インテルが長友売却により利益を手にするためには、放出はこのタイミングしかない。万全のコンディションなら圧倒的な運動量で両サイドを制圧できるダイナモだが、昨季は故障に泣かされた。名門インテルの副キャプテンになった男は、ミラノと青黒のウェアに別れを告げる日が近づいているのだろうか

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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