日本と同居のポーランド代表エースFW、W杯惨敗で不眠症 「心が痛い」と心境吐露
W杯得点王の期待も懸かったレバンドフスキ、不発&グループ最下位に傷心
悲喜こもごもロシア・ワールドカップ(W杯)は、フランス代表の20年ぶり2度目の優勝で閉幕した。日本代表と同じグループで最下位に終わったポーランド代表のエースFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)は、期待外れに終わった大会の影響から不眠症に悩まされているようだ。
W杯欧州予選でグループ首位突破を果たし、大会前にはFIFAランク8位と世界の10傑入りを果たしていたポーランド。とりわけバイエルンでエースストライカーとして活躍するレバンドフスキには大会得点王の期待も懸かっていた。
しかし、グループリーグ初戦のセネガル戦で1-2と黒星発進となり、続くコロンビア戦で0-3と完敗。最終戦の日本戦こそ1-0と勝利したが、まさかのグループステージ最下位で敗退。レバンドフスキは不発に終わり、1ゴールも挙げることなく大会を去った。
よもやの結果に傷心のレバンドフスキは、ポーランド紙「Przeglad Sportowy」のインタビューに応じ、不眠に悩まされていたことを告白している。
「多くの眠れない日があった。私は何が間違っていたのか、なぜ上手くいかなかったのかを考えていた。でも、大会から時間が経過するなかで学ぶことができると思っている。非常に苦い思い出です。でも今、何ができるのか? すぐに試合は来るし、もう一度手綱を引き締めて、正しい軌道に戻らなければならない」
自問自答を続けていたというレバンドフスキは、「とても心が痛いよ。今でもまだ引きずっているんだ」と率直な胸の内を吐露している。29歳のストライカーにとって、ロシアW杯は失望の色に染まった大会となってしまったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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