「W杯で見れなくて寂しい」 中国代表FWの華麗な“曲芸ショット”に海外騒然「壮観」
ガオ・リンが貴州智誠戦でアクロバティックなスーパーゴールを披露
広州恒大の中国代表FWガオ・リンが現地時間18日、中国スーパーリーグ第12節の貴州智誠戦で鮮やかなオーバーヘッドキックでゴールを奪取。海外メディアも「素晴らしいアクロバティック回転弾」「W杯で見れなかったのは寂しい」と話題になっている。
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広州恒大vs貴州智誠の一戦は、立ち上がりの前半8分にゲームが動いた。ホームの広州恒大はペナルティーアーク付近から右サイドに展開。中国代表FWウ・カンチョウがすかさずダイレクトで中央へ折り返す。ボレーを狙ったブラジル人FWタリスカの一撃はミートできず相手に当たってファーサイドに流れたが、ガオ・リンが反応してジャンプ一番右足を振り下ろしてシュート。ボールは相手GKの手をすり抜けてゴール右隅に突き刺さった。
185センチの長身ながら、軽快な身のこなしでゴールネットを揺らして先制点をもたらすと、チームはその後3点を追加して4-0で快勝を飾った。
フランス紙「レキップ」は「ガオ・リンの素晴らしいアクロバティック回転弾」と報じ、スペイン紙「AS」は「壮観なチレーナ(スペイン語でオーバーヘッドの意)」と動画付きで紹介した。また、サッカー専門サイト「BOLAVIP」は「ワールドカップでこのチレーナを見れなかったのは寂しい」と言及し、中国がW杯に出場できなかったため、このようなスーパーゴールを世界の舞台で見ることができずに残念だったとの見解を示した。
これまでAFCチャンピオンズリーグで何度もJクラブの前に立ちはだかってきたガオ・リン。元ブラジル代表FWリカルド・グラル、ブラジル人FWアランと助っ人がゴールを量産するなかで、“国産ストライカー”として意地を見せている。