日本代表GK中村、相手と交錯で担架搬送 「残忍な衝突」に海外衝撃「恐ろしい」
FC東京戦の後半に後頭部を強打して緊急交代、試合翌日に脳震とうとクラブ発表
J1柏レイソルの日本代表GK中村航輔は、18日に行われたリーグ第16節・FC東京戦で、後半途中に相手と交錯して後頭部を強打。担架で搬送される事態となったが、海外メディアも「残忍な衝突」と驚きを持って伝えている。
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中村はホームの三協フロンテア柏スタジアムで行われたリーグ再開初戦に先発。リーグ2位のFC東京を相手に前半を無失点で終えたなか、後半16分にアクシデントが起きた。
FC東京は右サイドをMF東慶悟が突破してグラウンダーの鋭いクロスを中央に送り、このボールにGK中村も反応。ニアサイドに戻ってきたDFパク・ジョンスの足に当たりオウンゴールとなったなか、中村はゴール前に飛び込んだ相手FW富樫敬真と交錯し、後頭部に富樫の膝が入る形でピッチに倒れ込んだ。中村はそのまま立ち上がれず、同19分に担架で運ばれて緊急交代となった。柏は翌19日に公式サイトで脳震とうであることを発表した。
「Jリーグで恐ろしい場面があった」と報じたのは、ハンガリーのオンライン紙「ORIGO」だ。中村が交錯して倒れ込む動画を紹介しつつ、衝撃のプレーについて「残忍な衝突」と言及。「ピッチに倒れ込み、そのままストレッチャーで運ばれ、プレー続行不可能になった」と伝えている。
「ナカムラはロシア・ワールドカップで日本代表メンバーの一員だった」と紹介しており、W杯戦士が見舞われたアクシデントは海外でも注目を浴びている。
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