W杯準優勝のクロアチア、出場拒否で追放のカリニッチに銀メダル授与と伊メディア報道
GL初戦で背中の違和感を理由に途中出場を拒否し、即刻チームを追放
ロシア・ワールドカップ(W杯)で準優勝を果たしたクロアチアが、大会初戦を終えた時点で追放したFWニコラ・カリニッチにも銀メダルを授与するという。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
ACミラン所属のカリニッチはロシアW杯のクロアチア代表メンバーに入ったが、グループリーグ初戦ナイジェリア戦(2-0)でFWマリオ・マンジュキッチの控えだった。試合終了まで5分ほどとなった時点で、ズラトコ・ダリッチ監督から途中出場を命じられたが、背中の違和感を理由に拒否。その後、代表チームから追放されてクロアチアは22人で大会を戦っていた。
チームはその影響を感じさせずに快進撃を見せ、初のW杯決勝に駒を進めた。決勝ではフランスに2-4で敗れたものの、準優勝チームとして選手たちは表彰式で銀メダルを授与されている。
当然、その場にいなかったカリニッチはメダルを受け取っていない。決勝後には、カリニッチのメダルの扱いについてはチームに任せるという報道もあったが、最終的にカリニッチにもメダルを渡すという結論が出たと伝えられた。
カリニッチは昨季にミランへ加入したが期待を裏切るパフォーマンスに終わり、新シーズンに向けてはアトレチコ・マドリードへの移籍が濃厚とされている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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