浦和のW杯戦士コンビ、“控え”の悔しさ爆発で3ゴール 槙野「でき過ぎたストーリー」
J1再開初戦で名古屋に3-1勝利 遠藤2発&槙野決勝弾をマーク
浦和レッズの日本代表DF槙野智章は、18日のJ1リーグ再開初戦となった第16節名古屋グランパス戦でフル出場し、セットプレーから決勝ゴールを決め3-1の勝利に貢献した。同じくロシアW杯を戦ったDF遠藤航も2点を決めたゲームに、「でき過ぎたストーリー」と笑顔を見せた。
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槙野と遠藤の二人はロシアW杯の日本代表23人に選出され、16強に進出したチームで戦った。その戦いぶりが話題になった一方で、槙野はグループリーグ第3戦のポーランド戦(0-1)のみの出場、遠藤は出場機会がなかった。それだけに槙野は「口には出さないなかでも、悔しい思いは二人にあった。Jリーグや浦和に対する気持ちが形になったことが良かった」と話す。
その思いはこの日、ホームの埼玉スタジアムで結実した。まずは遠藤が前半40分にMF柏木陽介のコーナーキックに頭で合わせて先制。すると、同点に追いつかれた後の後半25分には再び柏木のコーナーに槙野が頭で合わせた。さらに同33分には、またも柏木のコーナーを遠藤がヘディングで決め、W杯戦士が二人で3ゴール。チームを3-1の勝利に導いた。
3日前まではロシアでW杯が行われ、その盛り上がりをJリーグにつなげるという意味では、日本代表の二人が得点して勝利するのは浦和だけでなくリーグ全体にとっても喜ばしいことだった。それだけに槙野は、「でき過ぎたストーリーですよね」と喜んだ。
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