バルセロナ、ロシア22歳新鋭MFの獲得に失敗 スペイン紙が指摘した新天地候補とは?
ロシアW杯で活躍したゴロビン、アブラモビッチ会長のいるチェルシー行きが濃厚
ロシア・ワールドカップ(W杯)が終わり、ヨーロッパ各国リーグは新シーズンに向けた強化・補強が本格化する。そのなかで昨季リーガ・エスパニョーラとスペイン国王杯を制したバルセロナだが、W杯で活躍したロシアの新星MFの獲得を逃したようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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昨季国内二冠を成し遂げたバルサだが、この2カ月で大きく陣容が変わったのが自慢としているはずのMF陣だ。下部組織出身でクラブを象徴する一人だったMFアンドレス・イニエスタはJ1ヴィッセル神戸へ、力強い推進力で異彩を放ったブラジル代表MFパウリーニョも昨年まで所属した中国の広州恒大へと戻った。
主軸二人が抜けたこと、そして世代交代を踏まえてすでにブラジルの今後を担うプレーメーカー、MFアルトゥールを獲得した。ただ、まだ頭数を考えた際に補強の必要性があると見られており、その候補とされていたのがロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビンだ。
22歳のゴロビンは17番を背負ったW杯で4試合出場1ゴール2アシストをマークし、開催国のベスト8進出の原動力となった。大会期間中もバルサなどが興味を示していたとされたが、同紙によると「バルサのサッカーに適応できるか、スペイン語ができないことなどスペインへの適応の不安」があり、契約しないことが濃厚だという。
なお、ゴロビン獲得に近づいているのは、ロシアと縁深いあのクラブだ。記事によると、「ロマン・アブラモビッチ会長により、ロシアのスターはチェルシー加入が近づいている」という。
宿敵レアル・マドリードはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスに放出する一方で、ベルギー代表GKティボー・クルトワ、同MFエデン・アザールの獲得に近づいているとされる。リーガ連覇、そしてUEFAチャンピオンズリーグ奪還のため、補強戦略で後手を踏んではいられなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)