横浜FM自慢の攻撃が大爆発 クラブ歴代最多タイの8発ラッシュで再開初戦白星
横浜FMはハットトリックの伊藤を筆頭に8得点を奪取 仙台はクラブ歴代最多失点
ワールドカップ中断明けで再開したJ1の第16節が18日に行われた。ユアテックスタジアム仙台で行われたベガルタ仙台対横浜F・マリノスの一戦は、アウェーの横浜FMがFW伊藤翔のハットトリックなど圧巻のゴールラッシュを披露し、8-2で大勝した。
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前半から猛攻を仕掛けた横浜FMは開始2分に左サイドを抜け出したMF遠藤渓太のクロスから伊藤がシュート。GKに防がれるも、MF天野純が押し込んで先制した。同11分には再び左サイドから攻め込み、DF山中亮輔の折り返しを伊藤が合わせて追加点を奪った。
前半31分にはFW仲川輝人が相手DFの股を抜くミドルシュートを決めて3点目。同33分にはまたも伊藤が決めて前半だけで4点のリードを奪った。
後半もトリコロールの勢いは止まらなかった。7分に山中がエリア外から強烈なシュートを叩き込んで5-0。同14分には伊藤が三度ゴールネットを揺らし、2013年のサガン鳥栖戦以来2度目のハットトリックを達成した。
横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督は、約30分を残した段階で伊藤とMF喜田拓也を下げ、FWウーゴ・ヴィエイラとMF大津祐樹を投入する余裕を見せた。そして同25分にはセットプレーからDF金井貢史にもゴールが生まれた。
仙台のFWジャーメイン良とDF蜂須賀孝治にゴールを許したものの、後半36分には途中出場のFWオリヴィエ・ブマルがヘディングで8点目をマークした。横浜FMの8得点はクラブ歴代最多タイ、仙台の8失点は歴代最多となった。
アウェーの横浜FMは8-2で圧勝し、これでリーグ戦2連勝となった。中断前は13位と苦戦していたが、最後まで指揮官が標榜する自慢の攻撃サッカーが火を吹いた。
(FOOTBALL ZONE編集部)