リオ五輪金メダルに向けて佐々木監督が本格再始動

なでしこリーグの新潟ー仙台戦を視察 東アジア選手権は8月に開幕

 なでしこリーグの新潟と仙台の一戦には、なでしこジャパンの佐々木則夫監督が視察に訪れた。試合は前半19分にフリーキックに頭で合わせた日本代表MF川村優理のゴールで仙台が先制。指揮官の目の前で決めた1点は、なでしこジャパンのカナダW杯メンバーによる「凱旋初ゴール」となった。新潟の反撃で1-1の同点に追いつかれた仙台は、後半7分になでしこジャパン候補メンバーのFW有町紗央里が決勝ゴールを挙げ、2-1の勝利を収めた。
 これまでのメンバーと新戦力がそれぞれ実力をアピールし、佐々木監督にとっては女子W杯カナダ大会準優勝後、初の視察は実りのあるものとなった。
 国内組にとってカナダ女子W杯後の初戦となったこの日は、8月1日に始まる東アジアカップに向け、なでしこジャパン候補メンバーによるアピールが目立った。なでしこリーグ次節は17日に各地で行われる。佐々木監督は来年8月のリオ五輪での金メダル獲得に向けて新戦力発掘を粛々と進めることになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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