「欧州への輩出も盤石」 W杯躍進の日本サッカーに根付き始めた”ルーティン”に海外注目
ロシアW杯でアジア勢唯一のGL突破を果たした日本の“タレント力”に着目
ロシア・ワールドカップ(W杯)フランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。日本代表は史上初のベスト8こそ逃したものの、強豪ベルギーをあと一歩のところまで追い詰める健闘を見せた。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、日本サッカーの発展にスポットライトを当てている。
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2014年のブラジルW杯では、アジア勢は1勝も挙げることができずグループリーグ敗退。一方、今大会は韓国が前回王者ドイツを2-0で勝利し、サウジアラビアやイランも白星を手にした。なかでも、日本はグループリーグ初戦でコロンビアを破ってアジア勢として初の南米勢撃破を果たすなど、唯一の決勝トーナメント進出を果たした。ベルギーには悔しい逆転負けを喫したが、世界各国から称賛されるほど確かな足跡を残した。
「日本は世界を見渡しても、最もテクニックに長けた才能ある若い選手たちを生み出している国の一つだ。Jリーグは卓越したテクニカルな選手で溢れており、ここ数年は欧州への輩出も盤石なものとなっている。それでも、その数をさらに増幅し、活躍させ、代表に流入させるための議論を続けている。ベスト16で敗れたものの、ベルギー相手への戦いぶりは、その議論の一つの答えとなった」
記事では、技術を備えた選手をJリーグで育て、海外へと輩出させることで代表チームを強化させるという”ルーティン”が根付き始めたことに言及(実際、今大会のメンバー23人中海外組は15人。大会後にDF植田直通のベルギー移籍が決定)さらに、日本サッカーの発展に貢献してきた存在として、MF本田圭佑の名を挙げている。
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