ネイマールのロシアW杯を海外紙が痛烈な一言で総括 「ドラマ俳優を引退するんだ」

ネイマールのロシアW杯を海外紙が痛烈な一言で総括している【写真:Getty Images】
ネイマールのロシアW杯を海外紙が痛烈な一言で総括している【写真:Getty Images】

過剰なダイブと痛がる演技で話題をさらった王国のエース

 1カ月間にわたって繰り広げられたロシア・ワールドカップ(W杯)は、フランスの20年ぶりの優勝で幕を閉じた。19歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペやクロアチア代表の主将MFルカ・モドリッチ、ベルギー代表FWエデン・アザールらが圧巻のプレーで観る者を魅了したが、不本意な形で人々の記憶に残ってしまったのが、ブラジル代表FWネイマールだ。海外メディアは大会総括とともに、「ドラマ俳優を引退するんだ」との見解を示している。

 ブラジルは今大会、優勝候補筆頭と期待されながら準々決勝でベルギーに1-2で敗れてベスト8敗退。ネイマールは敗退の戦犯として批判の矢面に立たされ、ファウルを受けて5試合で計14分間も大袈裟に痛がる過剰演技をしていたと世界中に話題を振りまいてしまった。

 ネイマールの痛がるリアクションは一気に拡散。ベルギー代表のファンフェスタでは数千人が「ネイマールにファウル!」という掛け声とともにのたうち回れば、世界中のサッカー少年が痛がる演技を競い合うように突如ピッチ上や路上で大袈裟に悶絶するなど、“ネイマールチャレンジ”なるモノマネ動画がロシアW杯以上に注目を集めた。

 南アフリカ紙「The Citizen」は、「ネイマールのダイビングは、どれほどW杯の話題をさらったのか」と特集。「2018年のW杯は終わり、フランスは歓喜のままに帰国した」と切り出し、「勝敗を除けば、このW杯はネイマールのダイビングの大会として記憶されるだろう。ネイマールのダイビングはインターネットの人々を刺激した」と言及した。

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