C・ロナウドが稀代のスコアラーに変貌した理由 恩師が明かした若き日の特訓とは?
ゴールを9つのエリアに色分けしてトレーニング
レネ氏によれば、常にマーカーと対峙した状態を作り、ゴールからの距離に応じて様々なシュートパターンを磨いたという。
「ゴールを9つのエリアに分けてそれぞれ色分けした。例えば、黄色ならポストの近くの低いゾーン。シュートの構成を視覚化することが狙いだ。クリスティアーノは指示された色のゾーンにシュートしなければならなかった」
このトレーニングは効果てきめんだった。レネ氏も「確実に上手くいったよ。ロナウドは常に一番になりたかった。様々な技術をすぐに習得していた」と振り返る。ウインガーだったロナウドが稀代のスコアラーに変貌した裏には、名将ファーガソンの右腕だったレネ氏との特訓の日々があった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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