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韓国代表、アジア大会にソン・フンミンをOA枠で招集 金メダル獲得で兵役免除へ
2020年までに兵役義務、トットナムには招集拒否の権利はあるが…
来月開幕するアジア大会の韓国代表に、オーバーエイジとしてトットナムのFWソン・フンミンが招集された。16日に大韓サッカー協会が発表した。
8月14日から9月1日までインドネシアで開催されるアジア大会の男子サッカーは、五輪と同様にU-23世代での争いになるが、3人までオーバーエイジ起用が認められている。そのうちの一人にソン・フンミンが指名された。
AP通信などによると、ソン・フンミンはまだ兵役を終えていないため、このアジア大会で金メダルを取れるかどうかに兵役免除が懸かっているという。1992年生まれのソン・フンミンは、少なくとも2020年までに兵役をしなければいけないとされた。
韓国では五輪のメダリストとアジア大会の金メダリストは兵役が免除される。ソン・フンミンは2016年リオデジャネイロ五輪に出場も、準々決勝で敗退。韓国は12年のロンドン五輪で銅メダルを獲得したものの、ソン・フンミンは当時所属していたレバークーゼンが招集を拒否していたため、その恩恵に預かれていない。
今回のアジア大会も国際サッカー連盟(FIFA)の公式大会ではないため、トットナムには招集を拒否する権利がある。プレミアリーグの開幕は8月11日であり、クラブが開幕から数週間にわたってアタッカーが不在になることを許容するかの判断が注目される。
招集が実現すれば、欧州でのキャリア継続を懸ける強烈なモチベーションを胸に、大会に臨むことが予想される。そうなれば、森保一監督が率いる東京五輪を目指すU-21日本代表にとっては、大きな壁となって立ちはだかることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE=AP)
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