マンUのFWサンチェス、入国ビザ下りず米ツアー不参加 バルサ時代の脱税有罪の影響
まさかのトラブルでプレシーズンツアーの参戦が不可能に
マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、7月に予定されているアメリカへのプレシーズンツアーに参加できないことが分かった。過去に脱税で有罪判決を受けたことから、アメリカへのビザが発給されなかったためだ。英紙「デイリー・メール」が報じた。
母国チリがロシア・ワールドカップ(W杯)出場を逃し、チームメイトやライバルたちと同じ大舞台に立つことはできなかった。クラブで迎える新シーズンに向けて気合い十分なはずだが、いきなりトラブルに直面している。
クラブは今年も毎年恒例のプレシーズンツアーでアメリカへ渡るが、サンチェスはアメリカへの入国ビザが下りず、参加不可能となった。
このチリ代表FWは、バルセロナ在籍時の2012-13シーズンにおよそ88万5000ポンド(約1億3100万円)の脱税があったとして、スペイン当局から懲役16カ月の有罪判決を受けていた。スペインでは2年未満の判決では執行猶予がつくため実際に収監されることはなかったが、今回のビザ取得は難しかったようだ。
ユナイテッドは今夏、アメリカで現地時間7月19日にクラブ・アメリカ(メキシコ)と対戦するのを皮切りに、22日にサンノゼ・アースクエイクス(アメリカ)と対戦。さらに恒例となったプレシーズントーナメントのインターナショナル・チャンピオンズ・カップでは25日にACミラン(イタリア)、28日にリバプール(イングランド)、31日にレアル・マドリード(スペイン)という強豪クラブと激突する。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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