激震再び? レアルFWベイルが退団に含み「CL決勝で先発できなかったことは不満」
ロナウドの移籍を受けてベイルの去就にも憶測、本人が自ら現在の心境を明かす
レアル・マドリードは絶対的エースとして君臨したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスに放出した。レアルでロナウドの同僚だったウェールズ代表FWギャレス・ベイルの去就はこれまでも注目されてきたが、スーパースターの移籍を受けて様々な憶測が広がっている。これについて、ベイル本人が心境を明かした。
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ベイルは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で後半途中から出場し、素晴らしいオーバーヘッドキックから決勝ゴールを挙げたが、シーズンを通してジネディーヌ・ジダン前監督の下ではベンチに座る機会も多かった。同選手の代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は以前、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のニュース番組で「レアルとの話し合いが必要だと思っている」と述べ、「彼はもっとプレーをしたいと思っているし、それが最も重要なんだ」と口にしていた。
ところが、公式戦438試合で451ゴールを積み上げてきた稀代のゴールスコアラーが電撃移籍し、スペイン紙「AS」はロナウド移籍により恩恵を受ける4人衆の一人としてベイルの名前を挙げ、「規格外のレフティーが攻撃面でファーストチョイスになる可能性が高くなっている」と報道。フレン・ロペテギ新政権で、ジダン前監督の下で2シーズンを過ごして成長したスペイン代表MFイスコとの共存が実現する可能性にも触れた。
そんななか、ベイルは自身の来季の去就について考えていることを認め、スペインのラジオ局「COPE」の取材で「レアルには残るかもしれないし、残らないかもしれない。代理人と話す必要がある。もう少し時間がほしい」としながらも、「CL決勝で先発できなかったことには不満があった」と述べ、退団の可能性に含みを持たせている。
(FOOTBALL ZONE編集部)