ムバッペの快挙を”サッカーの王様”ペレが祝福 「ようこそキリアン、仲間ができた」
W杯決勝で仏代表FWムバッペが史上2番目の若さでゴール、10代では二人のみ
フランス代表は現地時間15日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝でクロアチア代表と対戦し、4-2と勝利を収めて20年ぶり2度目の優勝を達成した。FWキリアン・ムバッペはこの試合でチームの4得点目を決める活躍を披露したなか、”サッカーの王様”として知られる元ブラジル代表FWペレ氏が祝福のメッセージを送っている。英紙「インディペンデント」が報じた。
3-1で迎えた後半20分、ムバッペは左サイドのDFリュカ・エルナンデスから中央でボールを受けると、相手ゴールまで約25メートルの位置から迷わず右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートはゴール左隅に突き刺さり、勝負を決定づける4得点目を奪った。
記事では、ムバッペについて「決勝の舞台で19歳がゴールを決めるのは、W杯史上2番目の若さとなる」と言及。また、1958年のW杯決勝で17歳の若さでゴールを決めた最年少記録を保持するペレ氏が自身のツイッターで発信したメッセージも紹介している。
「W杯決勝でゴールを奪った10代は二人だけさ! ようこそキリアン、仲間になれたことは素晴らしいことだ」
「もしキリアンが今後も私の記録に並んでくるようであれば、スパイクの埃を払わなければならないかもしれないね」
今大会で快挙を成し遂げたムバッペに対し、ジョークを交えて祝福の言葉を送ったペレ氏。次世代のスーパースターは将来、ペレ氏の持つサッカーの歴史を塗り替えていくことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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