まさに無法地帯! 仏代表デシャン監督の会見に選手ら突如乱入、ビールを浴びせ大合唱
フランスの選手たちが試合後の会見場に登場して騒然 DFメンディーらがやりたい放題
現地時間15日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)決勝でフランスが4-2とクロアチアに勝利。母国開催の1998年大会以来、20年ぶり2度目の大会優勝を飾ったフランスだが、ディディエ・デシャン監督が出席した試合後の記者会見は大波乱の様相を呈した。
準優勝となったクロアチア、決勝のマン・オブ・ザ・マッチに輝いたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの会見が終了すると、勝利監督のデシャン監督が会場に姿を現した。かつてのクロアチアを代表した名手ズボニミール・ボバン氏から記念のレリーフを受け取り、それをテーブルの上に飾ってデシャン監督が喜びの声を語ろうとした時、思いもよらぬ出来事が起こった。
「ディディエ・デシャーン、ディディエ・デシャーン」という野太い歌声が響くと、フランスの選手たちが記者会見の会場に乱入。踊りながら手に持ったビールをデシャン監督や周囲に浴びせかけ、記者会見場は騒然。各国のメディアも席上から一斉にカメラやスマートフォンを掲げて、この様子を撮影していた。
最終的にはデシャン監督も選手と肩を組んで勝利の歌を大合唱。DFベンジャミン・メンディーは会見のテーブルに立ちあがって置いてあった水を撒き散らすなど、やりたい放題だった。嵐のような大騒ぎになった3分間が過ぎると、改めてデシャン監督の会見がスタート。世界一のチームになった喜びは、記者会見場すらも無法地帯に変えていた。
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