W杯優勝に歓喜の仏代表グリーズマン、PKの舞台裏告白「ジダンのようなチップキックは…」
決勝クロアチア戦で勝ち越しPK弾、優勝の喜び爆発「フランスに帰ることが待ち切れない」
現地時間15日のロシア・ワールドカップ(W杯)決勝クロアチア戦で、PKによるゴールを決めて4-2勝利に貢献したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、優勝の喜びをフランス紙「レキップ」に語った。
グリーズマンは前半18分、中央やや右サイドの25メートルほどの位置でフリーキックを獲得すると、自ら中央に合わせるボールを蹴り込んだ。これがクロアチアFWマリオ・マンジュキッチの頭に当たってコースが変わってゴールへ飛び込み、先制点となった。同点ゴールを許した後の同35分にはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に確認で得たPKをゴール左に流し込み、1ゴールを挙げている。
このPKについてグリーズマンは「ジダンのようなチップキックをするのはためらった」と冗談交じりに語り、「得意なインサイドで蹴った」と舞台裏を明かす。1998年の母国開催以来、20年ぶり2度目のW杯優勝を果たし、「自分が今どこにいるか分からないほどに嬉しい」と歓喜の言葉を残した一方、試合については次のように振り返る。
「あまりにも難しいゲームで、クロアチアが素晴らしかった。我々はシャイな試合をしてしまい、テンポを上げられなかった。なんとか違いを作り出すことができたが、どちらに転んでもおかしくなかった」
決勝のゴールで大会通算4得点となりブロンズボールにも輝いたグリーズマン。「W杯のトロフィーを掲げ、フランスに帰ることが待ち切れない」と世界一のタイトルに喜びを爆発させていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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