モドリッチが大会MVP! ロシアW杯各賞決定、ヤングプレーヤー賞は仏代表ムバッペ
日本戦でカウンターの起点になったGKクルトワが「最優秀GK」に選出
ロシア・ワールドカップ(W杯)の各賞受賞者が決まった。クロアチア代表の主将ルカ・モドリッチが大会MVPである「ゴールデン・ボール賞」に輝いた。モドリッチは大会の全7試合に出場し、クロアチアの初の決勝進出の原動力として貢献。決勝戦はフランスに2-4と敗れたが、その活躍が大会MVPとして表彰された。
また、大会で最も活躍した21歳以下の選手に与えられる「ベストヤングプレーヤー賞」は、決勝でもゴールを決め大会4得点としたフランスのFWキリアン・ムバッペが受賞した。「最優秀GK」は、決勝トーナメント1回戦の日本戦(3-2)で、決勝ゴールのカウンターで起点になるスローイングを見せたベルギー代表GKティボー・クルトワが受賞し、「得点王」には6ゴールのイングランド代表FWハリー・ケインが輝いた。また「フェアプレー賞」にはスペイン代表が選出されている。
個人賞はいずれも初受賞の選手たちが輝いた。決勝戦が行われた首都モスクワにあるルジニキ・スタジアムでの表彰式は試合後に降り出した大雨の中でのものになったが、フランスの選手たちは優勝の喜びを噛みしめていた。
所属のレアル・マドリードでは欧州チャンピオンズリーグ(CL)を3連覇し、昨年にはクラブワールドカップで世界一に輝いていたモドリッチだったが、W杯の頂点にはわずかに及ばなかった。しかし、クロアチアが生んだ稀代の司令塔は、ロシアで最も輝きを放った選手として記憶に残っていくはずだ。
●ゴールデン・ボール賞(大会MVP)
MFルカ・モドリッチ(クロアチア)
●ベストヤングプレーヤー賞(21歳以下)
FWキリアン・ムバッペ(フランス)
●最優秀GK
GKティボー・クルトワ(ベルギー)
●得点王(6ゴール)
FWハリー・ケイン(イングランド)
●フェアプレー賞
スペイン
(FOOTBALL ZONE編集部)