「日本、ブラジル、フランスとは本当に接戦だった」 ベルギー代表DFが激闘を総括

ベルギー代表DFコンパニがロシアでの1カ月間にわたる戦いを振り返った【写真:Getty Images】
ベルギー代表DFコンパニがロシアでの1カ月間にわたる戦いを振り返った【写真:Getty Images】

同国史上最高の3位でW杯を終えたベルギー DFコンパニが今大会を振り返る

 ベルギー代表は現地時間14日、ロシア・ワールドカップ(W杯)3位決定戦でイングランドと対戦し、2-0で勝利。同国史上最高となる3位にディフェンスリーダーとして貢献したDFヴァンサン・コンパニは、試合後に今大会の激闘を振り返っている。ベルギーメディア「Het Nieuwsblad」が報じた。

 イングランド戦ではマッチアップしたFWハリー・ケインにほとんど仕事をさせなかった32歳のベテランDFは、相手を無失点に抑えたことで3バックのセンターとしての任務を全うした。試合後、コンパニはロシアでの1カ月間にわたった戦いを振り返っている。

「我々は今大会で7試合を戦い、6試合で勝利を収めることができた。組織として示してきた成長と成功を誇りに思っている。もし決勝戦に進んでいれば、今のチームなら勝てたんじゃないかと僕は思っているよ」

 また、決勝トーナメントに進出してからは優勝候補とも接戦を演じてきたが、ブラジルとフランスに比肩して日本の名も挙げている。

「これまでの戦いに関しては、日本、ブラジル、フランスの全ての試合が本当に接戦だった。それを乗り越えて、この場所に着地できたことは満足しているよ」

 ベルギーは決勝トーナメント1回戦の日本戦、後半に2点を先行され窮地に追い込まれたが、アディショナルタイムを含めた残り25分で3連続ゴールを奪い、歴史的な大逆転勝利を収めていた。優勝を目指していたベルギーにとって、伏兵・日本との試合は予期せぬ死闘となった。コンパニは日本戦後に「言わずにはいられない。彼らは衝撃的に良かった」と、称賛するコメントを残していた。

 その後、ベスト8で優勝候補筆頭のブラジルに2-1と競り勝ったものの、準決勝でフランスに0-1と敗戦。コンパニにとっては、ブラジルやフランスだけでなく、日本との3-2の激闘も強く印象に残っているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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