グリーズマン、得点王もバロンドールも興味なし! W杯制覇へ「全てを尽くす」
EURO2016で逃したメジャータイトル獲得へ、並々ならぬ思いを語る
フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、現地時間15日に行われるクロアチアとのロシア・ワールドカップ(W杯)決勝に向けた記者会見に出席。自身のバロンドールや得点王には関心を示さず、「全てを尽くす」と優勝だけを見据えた。スペイン紙「AS」が報じている。
グリーズマンは今季公式戦49試合で29得点を挙げるなど、個人としてハイパフォーマンスを披露。ロシアW杯でも3得点を決め、チームの決勝進出に貢献している。W杯制覇を果たせば、今年のバロンドール受賞もと期待がかかっている。
しかし、本人はバロンドールや得点王などの個人タイトル獲得には、全く関心を示していない。
「これはW杯優勝を狙えるチャンスであって、バロンドールではない。バロンドールを獲れるかどうかで悩むことはない。僕は世界チャンピオンになるために全てを尽くす。何が起きても僕は歓迎するよ」
自身の活躍は二の次で、チームの勝利を優先すると主張。ストライカーではあるものの、「得点王になっても負けることはあるし、僕がゴールを決めなくても勝つことはある」と語った。
グリーズマンは2016年の自国開催の欧州選手権(EURO)で、得点王と大会MVPを獲得。その名を世界に轟かせたが、決勝でポルトガルに敗れて涙を呑んでいる。それだけに、メジャートーナメント初制覇へ向け、並々ならぬ思いを抱いているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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