3位躍進のベルギー主将アザール、圧巻の得点関与率に英代表OB脱帽 「並外れていた」

アザールの“並外れた”活躍に賛辞が集まっている【写真:Getty Images】
アザールの“並外れた”活躍に賛辞が集まっている【写真:Getty Images】

3位決定戦ではイングランドに引導を渡すダメ押しの2点目をマーク

 ロシア・ワールドカップ(W杯)の3位決定戦が現地時間14日に行われ、ベルギーがイングランドを2-0で下して同国史上最高成績となる3位に輝いた。1ゴールを決めるなど勝利の立役者となった主将FWエデン・アザールの“並外れた”活躍に賛辞が集まっている。

 ベルギーは試合の立ち上がり4分、FWロメル・ルカクのスルーパスに抜け出したMFナセル・シャドリのクロスに、右サイドから中央に走り込んだDFトーマス・ムニエが滑り込みながら合わせて先制。しばらく1-0のまま推移したが、後半38分にはMFケビン・デ・ブライネのラストパスをからドリブルでエリア内を突破したアザールが右足でネットを揺らして試合を決定づけた。

 ベルギーは今大会、W杯史上最多タイとなる10選手が得点を挙げるなど、チーム全体の総合力の高さと多彩な戦術を披露した。

 そのなかでチームを牽引していたのは背番号10とキャプテンマークを託されたアザールだろう。準決勝終了時点では全選手中トップとなる1試合平均6.8回のドリブル成功を記録していたというアタッカーは、イングランド相手にもその力を存分に発揮した。

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