ベルギー監督、レアル移籍浮上のアザールに太鼓判 「どんなキツいクラブでもプレーできる」
“ポスト・ロナウド”の有力候補に挙がるアザール マルティネス監督が愛弟子に絶対の自信
ロシア・ワールドカップ(W杯)は残すところあと2試合となった。15日にクロアチア対フランスが控えるなか、一足先にベルギー対イングランドの3位決定戦が14日に行われる。そのなかで注目を集めるのがベルギー代表MFエデン・アザールだ。レアル・マドリード移籍が噂されるドリブラーについて、ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督は「世界のどんなキツいクラブでもプレーできる」と太鼓判を押したと英紙「デイリー・メイル」が伝えている。
赤い悪魔(ベルギーの愛称)のナンバー10を背負うアザール。ゴールこそグループリーグのチュニジア戦で挙げた2ゴールにとどまっているものの、ベルギーの代名詞となった高速カウンターの仕掛け役として何度もドリブル突破を見せてきた。また日本との決勝トーナメント1回戦(3-2)では、MFマルアヌ・フェライニの同点ヘッドを導くクロスからアシストもマークするなど、逆境に強いメンタリティも見せた。
このプレーぶりにアザール再評価の動きが起きており、レアルが1億5000万ポンド(約222億円)もの移籍金でチェルシーからの引き抜きを狙っていると報道されるほどだ。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍で後釜探しが過熱するなか、アザールが“ポスト・ロナウド”の有力候補となりつつある。
それもあって試合とは関係ない移籍の質問をぶつけられたマルティネス監督だが、愛弟子に対して絶対の自信を持っているようだ。
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