クロアチアMFラキティッチが相棒称賛 「モドリッチにはW杯MVPの価値がある」
所属クラブではしのぎ削るも代表で好連係 ラキティッチがモドリッチの奮闘に太鼓判
ロシア・ワールドカップ(W杯)は現地時間15日の決勝でフィナーレを迎える。今大会を大いに盛り上げたのはクロアチア代表だ。同国史上初となる決勝進出を果たしたチームは悲願の優勝を目指すが、その原動力となっているのがキャプテンのMFルカ・モドリッチだ。八面六臂の活躍は世界中に感動を与えているが、その相棒も試合前の公式会見で「モドリッチにはMVPの価値がある」と太鼓判を押している。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
クロアチアはグループリーグでFWリオネル・メッシら擁するアルゼンチンを3-0で撃破するなど首位突破。そして決勝トーナメントに入るとデンマーク、開催国ロシアと2戦連続のPK戦を制し、準決勝イングランド戦でも延長戦までもつれ込みながら2-1で振り切った。
そのなかでチームを支えているのはモドリッチだ。準決勝までの6試合でプレー時間は604分、総走行距離は63キロをマーク。その献身性とともに鮮やかなゲームメークを見せるなど、世界一のコンダクターらしいプレーを見せている。そして同じ中盤でチームを支えているのがMFイバン・ラキティッチだ。
モドリッチはレアル、ラキティッチは宿敵バルセロナと所属クラブではしのぎを削る間柄の二人だが、代表では最高の連係を見せている。それだけに同僚の奮闘ぶりを評価してほしいとの思いがラキティッチにはあるようだ。
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