バルサ、イニエスタ退団の中盤補強へ 「15の肺を持つ」仏代表MFカンテにオファー準備
カンテ獲得へチェルシーに「金銭+選手提供」か バルサMFゴメスが含まれる可能性も
スペイン代表MFアンドレス・イニエスタをJ1ヴィッセル神戸へ放出したスペイン王者バルセロナがこの夏、中盤の大型補強に動く構えを見せている。クラブが獲得を望んでいるのはチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテで、金銭プラス選手を提供するオファーを準備しているという。衛星放送局「スカイ・イタリア」が報じた。
昨季のリーガ・エスパニョーラを制覇したバルセロナだが、チームの主軸であり、精神的支柱でもあったイニエスタがクラブを去った。
大きな穴の空いたMFに新たな補強を考えているバルセロナのトップターゲットとなっているのがカンテだ。その無尽蔵のスタミナはフランス代表の同胞MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)から「15の肺を持つ」とも称されるほどで、現在世界最高の守備的MFという評価もある。
レポートによれば、バルサはポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスが戦力外になりつつあり、今夏の放出候補になっているという。バルサはチェルシーへ金銭プラス選手の譲渡をオファーすると見られており、取引にゴメスが含まれる可能性があるようだ。
2016年、チェルシーは3200万ポンド(約47億円)でレスター・シティからカンテを獲得。ゴメスの市場価格は1750万ポンド(約26億円)と見積もられており、バルサの提示額にも注目が集まる。
ロシア・ワールドカップで決勝進出を果たしたフランスでも中心選手として活躍するカンテ。今夏の移籍は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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