グリーズマンがベルギーGKの“口撃”に反論 「チェルシーでバルサのサッカーをしている?」
W杯準決勝でフランスが1-0勝利、守備的戦術をベルギーの選手たちが非難
フランス代表は現地時間15日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝でクロアチア代表と対戦する。自国開催だった1998年大会以来の優勝を懸けた大一番を控え、エースのFWアントワーヌ・グリーズマンは13日の記者会見に出席。準決勝で対戦し、フランスの守備的な戦術を「アンチ・フットボール」と批判したベルギー代表GKティボー・クルトワに対し、「ティボー・クルトワはチェルシーでバルセロナのフットボールをしていると思っているのかい?」と反論した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
フランス代表は準決勝でFIFAランキング3位のベルギーと対戦。グリーズマンやFWオリビエ・ジルーも自陣で守備に奔走する時間を増やし、ベルギーのFWロメル・ルカクやMFケビン・デビライネにボールを収めさせず、カウンターを封じ込めた。
試合は1-0でフランスが勝利したが、クルトワは「フランスはアンチ・フットボールで臨んできた」と守備的な戦術を批判。主将FWエデン・アザールも「僕は、あんなフランスの一員として勝つのであれば、ベルギーの一員として負けたほうがマシだ」と悔しさを滲ませていた。
クロアチアとの決勝戦を2日後に控え、グリーズマンは記者会見に出席。ある記者からベルギーからの批判について問われると、「それについては話し始めるな」と笑いながら口を開いた。
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