ネイマール獲得が噂されるレアル、公式サイトで異例の声明「オファーする予定はない」
ロナウド移籍で後釜候補としてネイマール浮上もレアルが公式サイトで移籍説を否定
レアル・マドリードはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスに放出し、ロシア・ワールドカップ(W杯)後には新シーズンに向けてチーム構成の大変革が予想される。その候補の一人として見られていたブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン/PSG)だが、レアルが公式サイトで「オファーする予定はない」と異例の声明を発表している。
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昨夏ネイマールは、バルセロナからPSGに2億2000万ユーロ(約293億円)というサッカー史上最高額となる移籍金でパリへと渡った。リーグとカップ戦の2冠に貢献したものの、シーズン後半戦の負傷やウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとの確執が報じられるなどPSGで馴染んだとは言い難い1年間となった。
それを受けてスペイン復帰がシーズン中から噂にのぼっており、ネイマール級の選手を引き抜く財力があると見られたのはレアルだったが、「公式声明」と事務的な見出しの記事で以下のように記している。
「レアル・マドリードはPSGの選手であるネイマールとクラブ間で契約を結ぶという情報がずっと流れていることを知っているが、その選手にオファーする予定はないことを明確にしたいと考えている。両クラブ間は素晴らしい関係性を築いており、もしレアルがPSGの選手を手にできる段階にあったとしても、まずはクラブ間での接触をすることになるだろう」
ネイマール本人ではなく、PSG側との関係性を重視していることを記した。ひとまずは移籍説を否定したレアルだが、“ポスト・ロナウド”としてフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ベルギー代表MFエデン・アザールらの名前も挙がるなか、本当にネイマールを移籍リストから削除したのだろうか。今後の動きに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)