C・ロナウド移籍で“得する選手”は? スペイン紙特集「恩恵を受けるレアル4人衆」
当初移籍を示唆していたベイルがファーストチョイスに、アセンシオは出場時間増加か
レアル・マドリードはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスに放出した。公式戦438試合で451ゴールを積み上げてきたスーパースターの移籍は白い巨人(レアルの愛称)に大きな影響を与えると予想さえるが、スペイン紙はロナウド移籍で「恩恵を受ける」という4人衆の存在を指摘している。
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「クリスティアーノ・ロナウド流出、得をするかもしれない4人のレアル・マドリードの男たち」と特集したのはスペイン紙「AS」だった。その筆頭はウェールズ代表のスピードスターだという。「Crexit(ロナウド流出)最大の恩恵を被る人間の1人になるのは、ギャレス・ベイルだろう」と報じている。
圧倒的な実力を誇りながら、度重なる故障に苦しんできたベイルは過去2大会のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝はいずれもベンチスタート。しかし昨季のCL決勝リバプール戦では圧巻の2ゴールで存在感を放ち、史上初の大会3連覇に貢献した。
そんなベイルは当初、ロナウド同様に移籍を示唆し、「代理人と話し合わなければいけない。毎週プレーしなければいけない。決勝に先発できないのは失望だ」と話していた。だがロナウドの移籍で状況は変わりつつあるようだ。規格外のレフティーが攻撃面でファーストチョイスになる可能性が高くなっている。
二番手に登場したのは、スペイン代表FWマルコ・アセンシオだ。サポーターから高い人気を誇るレフティーだが、レアルでは先発の座を確保できていない。昨季は公式戦53試合に出場し、チームでの出場時間は13位だった。レアル攻撃陣の中で熾烈な争いを繰り広げていたなか、ジネディーヌ・ジダン前監督に寵愛されたアセンシオは、ロナウド移籍でより多くの出場時間を確保することになりそうだ。