香川とロイスのコンビネーションが絶賛の的に ドイツの名門が復活へ

アジアツアー中のドルトムントで躍動

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が9日、マレーシア王者ジョホール・サザン・タイガース戦で後半から途中出場。1得点1アシストの活躍を見せたが、後半45分に華麗なヒールパスでドイツ代表MFマルコ・ロイスをゴールを演出した連携が絶賛されている。ブンデスリーガ公式サイト英語版が「完璧な発進」と特集している。試合は6-1でドルトムントが勝利している。
 3-1リードで迎えた後半29分に美しい連携が炸裂した。ドリブルで持ち込んだロイスが左サイドを駆け上がるMF丸岡満に右足のアウトサイドで完璧なスルーパスを通す。丸岡が丁寧に右足で折り返すと、香川は左足でゴール左に追加点を突き刺した。
「ロイスのセンセーショナルのパスからミツル・マルオカを経由して、カガワがフィニッシュ。フットボールは時としてこんなに簡単になる」
 起点となる突破を見せたロイスの美しいスルーパス、そして、丸岡のダイレクトパスから香川の正確無比なフィニッシュという流麗な連携は公式サイトで絶賛されている。
 1-5で迎えた後半45分にロイスと香川のホットラインが輝きを放つ。細かいタッチによるドリブル突破でロイスが中央突破すると、DFラインの裏へ抜け出す香川にパス。これを右足でダイレクトにヒールパス。この折り返しを左足でロイスがフィニッシュ。
好調のカガワと万全の状態のロイスはシーズン成功の基盤になる」と評されていた。
 2戦連続のゴールとなった香川とロイスのコンビは昨季一時最下位に低迷した名門復活の鍵となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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