クロアチアFW、劇的弾後の“恐怖顔”が話題 歓喜から一転…歴史的な決定的ショット
イングランド戦の延長後半にFWマンジュキッチが決勝弾も…歓喜直後に決定的瞬間
11日のロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝のクロアチア対イングランドは、延長戦の末に2-1で勝利したクロアチアが同国史上初の決勝進出を果たした。クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが決勝ゴールを決めたが、直後に撮影された“恐怖顔”が世界で話題を呼んでいる。
試合は開始5分、イングランドのDFキーラン・トリッピアーが直接FKで鮮やかに先制点を叩き込んだ。一方のクロアチアは後半23分、右サイドからのクロスにMFイバン・ペリシッチがアクロバティックなシュートでゴールネットを揺らし、1-1のまま延長戦に突入した。そして迎えた延長後半4分、相手DFのクリアボールをペリシッチが頭でつなぐと、エリア内に抜け出したマンジュキッチが振り向きざまに左足を振り抜き、これが決勝弾となって史上初の決勝進出を果たした。
注目を浴びているのは、マンジュキッチが決勝ゴールを叩き込んだ直後の写真だ。マンジュキッチが雄叫びを上げると、チームメイトたちが一斉に駆け寄って歓喜の輪ができた。すると勢い余ってカメラマンたちのスペースになだれ込み、あるカメラマンを押し倒す形となりながらも選手たちは喜びを露わにしている。
思わぬ形で巻き込まれたのは、カメラマンのユーリ・コルテス氏。だが、倒れ込みながらもカメラのシャッターを懸命に押し続け、“決定的瞬間”をフレームに押さえていた。