日本代表MF乾、帰国後に“W杯効果”を思わぬ形で実感 「電車、プール、運動会で…」
ロシアW杯で2ゴール・1アシストと活躍した乾、「W杯の影響は感じている」と告白
日本代表MF乾貴士が12日、スペイン1部レアル・ベティスの入団会見を駐日スペイン大使館で行った。ロシア・ワールドカップ(W杯)で2ゴール・1アシストと活躍したアタッカーはW杯後の変化を明かしている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
2015年夏からスペイン1部エイバルで3年間プレーした乾は、W杯開幕前の6月1日にベティス移籍を発表。そしてこの日、入団会見に出席すると、「昨シーズンのベティスのサッカーは魅力的だった。そのなかでやってみたいという思いがあった」と決断理由を口にしている。
今夏のロシアW杯では、日本代表の一員として自身大会初出場。グループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)で先発に抜擢されると、第2戦セネガル戦(2-2)で1ゴール・1アシストと活躍し、さらに決勝トーナメント1回戦ベルギー戦(2-3)では強烈な無回転ミドルシュートを叩き込んで衝撃を与えた。日本は惜しくもベスト16で敗れ、初のベスト8進出は叶わなかったが、乾は海外メディアから高い評価を得ている。
ベティス入団会見のなかでW杯について聞かれた乾は、“W杯効果”について言及。「あんまり今までは顔を指されたりしなかったけど……」と切り出すと、冗談交じりに次のように続けている。
「電車に乗るたびに顔を指されたりするし、プールに行くと盗撮される(笑)。子どもの運動会で子どもたちが寄って来てくれたりする。そういうのがあるので、W杯の影響はすごく感じています」
W杯の活躍で自身を取り巻く環境も大きく変わり、W杯の影響を感じたという乾。日本の躍進に貢献した男は、新天地でも「良いプレーをしたい」と燃えている。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)