鹿島DF植田直通、ベルギー1部セルクル・ブルージュ移籍合意 「自分らしく戦ってきたい」
ロシアW杯のメンバー入りも出番なし「成長しなくてはいけないという思いを強くした」
J1鹿島アントラーズは12日、日本代表DF植田直通のベルギーリーグ1部セルクル・ブルージュKSVへの完全移籍について、クラブ間の基本合意に達したことを公式サイトで発表した。植田はクラブを通じ、「もっともっと成長しなくてはいけないという思いを強くしました」とロシア・ワールドカップ(W杯)を経ての心境を明かしている。
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植田は2013年に熊本大津高から名門・鹿島入り。翌14年から出場機会を掴み、2016年には日本代表の一員としてリオデジャネイロ五輪にも出場した。ロシアW杯のメンバー23人にも選出されたが、DF吉田麻也や同僚のDF昌子源、DF槙野智章の壁に阻まれ、試合に出場することなく大会を終えた。
鹿島は12日、公式サイトでセルクル・ブルージュへの完全移籍が、クラブ間で基本合意に至ったことを発表。15日に離日し、メディカルチェックなどを経て正式契約が結ばれる予定だという。
植田はクラブを通じ、「自分にはサッカー選手として世界で活躍するプレーヤーになりたいという目標があり、今回のW杯をベンチから見て、世界の舞台で戦う選手たちと勝負するためには、もっともっと成長しなくてはいけないという思いを強くしました」と談話を発表。「シーズン途中の大切な時期にチームを離れることになり、本当に申し訳なく感じています。皆さんに成長した姿を見せられるよう、またいつか、素晴らしい形で再会できるよう、自分らしく戦ってきたいと思います。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」と応援への感謝と成長を誓ってコメントを締めくくった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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