「緊張は全然、全然ない」「1番楽しい大会であり、1番苦しい大会」 日本の新旧FWが抱く大一番への思い
この日の練習前に、取材に応じた柿谷曜一朗は「テレビでもやっているし、スペインが負けたりしている。日本は最初からいいサッカーをできるように、いい準備をしたい」と、自身初のワールドカップ(W杯)の雰囲気を語った。
日本の背番号『11』は「今まで代表に選ばれた人の思いもあるし、日本を代表して戦うんで。誰もが子どもの頃からあこがれた大会だし、そのピッチに立って、楽しんでできたら幸せだと思う」と話した。
いよいよ幕を開ける憧憬の舞台。2007年のU-17W杯以来となる世界との対峙に、自然とその感情は高ぶりを見せる。「自分にとって1番楽しい大会になるし、1番苦しい大会にもなると思う。ホンマに、これだけ背負ってやるわけだし、思い切ってやりたい」
柿谷とは打って変わって南アフリカ大会に続き、2度目のW杯となる大久保嘉人は、自然体を貫き、こう語った。
「初戦で勢いに乗ることが大事。緊張? 全然、全然ない。相手は攻撃的にくるんで、そこを突ければ。どこで、いつ出てもいい準備をしている」
この日は気温28度、湿度は87%。試合のキックオフ時間は現地では22時だが、蒸し暑い気候の中での戦いになりそうだ。ザックジャパンの初戦が、いよいよ明日、このアレナ・ペルナンブコでキックオフする。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
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