名将オシム、スペインの代名詞“ティキ・タカ”に嫌悪感 「忘れ去られることを望む」
「時間を浪費」「人々を退屈にさせる」とティキ・タカを否定
「このロシア大会で、ティキ・タカという言葉が忘れ去られることを望む。あれは時間を浪費する。何も起こらず、人々を退屈にさせる。世界は『もう十分だ』と言っている。人間は、卓球を見る時のように首を回すことができる。フットボールは生きていなければならない。これ以上のティキ・タカは不要だ」
ショートパスの連続でボールを回すサッカーを「時間を浪費する」と、オシム氏は一刀両断にしていた。卓球を例えに出したことからも、よりダイナミックにゴール前に迫り合うサッカーが、今後求められているものだと示唆している。
オシム氏が示唆する新時代のサッカーは、どのようなものになるのか。ポゼッション型のチームが次々に敗退したこのロシアW杯は、今後のサッカー界の流れとトレンドを示すものになると言えるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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