イングランドが華麗な直接FK弾で先制! クロアチアを1-0とリードして後半へ
トリッピアーが先制弾、得意のセットプレーでリード奪う
ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝のクロアチア対イングランドが現地時間11日に行われ、得意のセットプレーから先制点を奪ったイングランドが1点をリードして前半を折り返した。
試合が動いたのは開始わずか5分だった。中盤で前を向いたMFデレ・アリが倒されてイングランドが直接FKを獲得。ゴール正面からDFキーラン・トリッピアーが右足で狙うと、壁の上を越えたシュートはゴール右隅に決まった。
データ会社「オプタ」によれば、イングランドがW杯でFKから直接ゴールを挙げたのは2006年ドイツ大会のエクアドル戦のMFデイビッド・ベッカム以来となった。今大会12得点の内9得点がセットプレーからと、準決勝でも得意の形から先制点を奪った。
決勝トーナメントではベスト16のデンマーク戦、準々決勝のロシア戦と2試合連続で120分間を戦って勝ち上がってきたクロアチアは体力的な消耗があるのか、前半は上手くパスをつなげずに攻撃が停滞。同21分には自陣でMFイバン・ラキティッチのパスミスをカットされてピンチを招くなど、歯車が噛み合わない時間が続いた。
早い時間に先制して余裕を持ったイングランドが優位に試合を進めたまま前半45分は終了。初の決勝進出を目指すクロアチアは、後半に巻き返すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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