プレミアリーグのトットナム・ホットスパーが米NFLとのパートナーシップを締結することで合意に達したと公式ウェブサイトで発表した。これにより、2018年のオープンを予定する新スタジアムで10年間にわたり、NFLの試合が最低でも年2試合開催されることが決まった。 建設計画が進行中のトットナムの新スタジアムは収容人数6万1000人を予定し、格納式床面が採用される見込み。NFLの試合の際にはサッカー専用ピッチから、NFL専用のフィールドへと姿を変える仕組みになっているという。 アメリカではバスケットボール、アイスホッケーに並ぶ4大プロスポーツ の1つとして知られている。2007年からイングランドでもNFLの試合が行われている。また、NFLのジャクソンビル・ジャガーズは2013年から16年までの間、レギュラーシーズンの試合をイングランド代表の本拠地、聖地ウェンブリースタジアムで行うことが決定している。 トットナムのダニエル・レヴィ会長はサイトを通じ、以下のように喜びのコメントを発表している。 「我々は世界で最も素晴らしスポーツの一つを届ける機会を得た。娯楽とエンターテイメントの開催地として、プレミアリーグとNFLを同時に開催するのは初めてのことだ。我々は人々を引き付ける、エキサイティングなパートナーシップを締結した。トットナムという地域を一変させる役割を担うことになるだろう」【了】サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE webゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images