柴崎の驚愕ゴラッソも堂々2位に選出 リーガ公式「2017-18 スーパーボレーTOP10」
バルセロナのゴールを射抜き、レアルを含めた二大巨頭から得点を奪う快挙も達成
ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16に入った日本代表は、決勝トーナメント1回戦でベルギーと名勝負を繰り広げるなど世界にインパクトを残した。個人レベルで評価を上げた一人がMF柴崎岳(ヘタフェ)だ。今後の去就に注目が集まるなか、リーガ・エスパニョーラ公式サイトは今季の「スーパーボレーTOP10」動画を公開。柴崎がバルセロナ相手に決めた“あのゴール”が2位につけている。
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動画では10位にバルサのウルグアイ代表FWルイス・スアレス、アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンら、リーガらしい技巧的なゴールが数々並んでいる。そして2位に入った柴崎の一撃と言えばもちろん、昨年9月16日のリーガ第4節バルサ戦(1-2)でのゴラッソだ。
前半39分、セットプレーからの流れでアーリークロスをバルサ守備陣に頭で跳ね返されたものの、ペナルティエリアやや外にタイミングよく走り込んだ柴崎が左足を一閃。ドイツ代表GKマルク・テア=シュテーゲンの反応も及ばずネットに突き刺さった。
この一撃は、現地メディアにも「ボールを芸術品に変えた」とまで絶賛されたほどだった。そして10カ月の時を経ても、鮮やかな一撃として印象づけられているようだ。
柴崎は日本人で初めてバルセロナ、レアル・マドリード(鹿島アントラーズ在籍時のクラブW杯)両クラブからゴールを奪い、ロシアW杯でもアシストをマークするなど大舞台での強さを見せている。ドルトムントなど国外移籍の噂も出ているが、リーガとしてはベティスに移籍したMF乾貴士とともに、テクニカルな日本人選手に対するリスペクトが高まっていると言えるだろう。
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