戦友から熱烈ラブコール!? トーレス争奪戦、鳥栖と最後まで“一騎打ち”を演じたのは?
米MLSシカゴ・ファイアーのパウノビッチ監督はアトレチコ時代の同僚だったが…
元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは現地時間10日、J1サガン鳥栖への移籍を発表。複数のオファーが舞い込んできたなか、最終的には鳥栖と米MLS(メジャーリーグ・サッカー)のシカゴ・ファイアーとの一騎打ちとなっていたようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今季限りでアトレチコ・マドリードを退団したトーレスは、中国やオーストラリアからの関心が取り沙汰されてきた。記事によれば、他にもフランス、イングランド、ドイツ、スペインからもオファーが届き、引く手あまただったという。
最終的には鳥栖と米MLSシカゴ・ファイアーの一騎打ちだったとされるが、その理由は指揮を執るベリコ・パウノビッチ監督にあったようだ。
パウノビッチ監督は現役時代にアトレチコに長年在籍しており、トーレスとも多くの時間を過ごした。かつてのコネクションを駆使して猛烈アプローチ。月曜日(9日)の朝、トーレスが鳥栖のメディカルチェックに臨んでいた時でさえ、死に物狂いの勧誘を行っていたという。しかし、最終的にはトーレスの口から鳥栖行きを告げられたという。
トーレスもパウノビッチ監督とは良好な関係を築いていたとされるが、気心知れた戦友の熱烈ラブコールを受けてもなお、鳥栖行きを選択したことになる。34歳にしてのJリーグ挑戦には、確固たる決意が宿っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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