レアルでの9年間は「人生最良の日々」 ユベントス移籍のC・ロナウドが惜別メッセージ
レアル公式サイトに掲載 「自分の受けた愛情に感謝したい」
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、レアル・マドリードからユベントスに移籍することが正式決定した。バロンドール受賞5回のスーパースターは2009年にマンチェスター・ユナイテッドから移籍後、9シーズンを過ごした“白い巨人”のサポーターと仲間に向けて、惜別とともに9年前に初めて発した言葉を最後に記している。
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レアル公式サイトに「クリスティアーノ・ロナウドからの手紙」との見出しで掲載されたメッセージは、以下のとおりだ。
「レアル・マドリード、そして、マドリードの街でのこの年月は、人生最良の日々だったかもしれない。クラブ、ファン、街に対する大きな感謝を感じている、自分の受けた愛情に感謝したい。
しかし、自分の人生で新たなステージに挑戦する時が来た。それがクラブに移籍を受け入れてもらった理由でもある、本当に申し訳ない。全ての人々、特にファンに対しては、自分を理解してもらいたい。
本当に素晴らしい9年間だった。ユニークな9年間で、苦しくともエキサイティングで満ち足りた日々だった、なぜなら、レアル・マドリードの要求はとても高く、こんなユニークな方法でフットボールを享受した経験は忘れることはできない。
フィールドとロッカールームには素晴らしき仲間がいた。素晴らしいほど温かい観衆とともに、チャンピオンズリーグ3連覇とともに、5年間で4度優勝できた
彼らとともに個人的にも、バロンドールを4回、ゴールデンシューも3度獲得することができた。全てはこの規格外のクラブで果たしたことだ
レアル・マドリードは私の心、家族の心を勝ち取った。だから、感謝を述べたい。クラブ、会長、幹部、同僚、スタッフ、ドクター、フィジオ、素晴らしい社員に。全ての詳細に労力を惜しまない。
ファンには無限の感謝を。スペインのフットボールにも感謝を。この9年間、偉大な選手とエキサイティングな戦いを演じてきた。敬意と愛情を全て彼らに示したい。
多くのことを思い出されるが、これは新しいサイクルの始まり。私は去るが、このユニフォーム、このエンブレム、サンチャゴ・ベルナベウは、いつでも私の一部のように感じ続ける。
皆さん、ありがとう。そして、もちろん、9年前にスタジアムで言った言葉を。アラ・マドリード!」
ユベントスと4年契約を結ぶことが決まったロナウド。ユナイテッドからの移籍会見で初めて口にしたマドリディスタの合言葉「いけ、マドリード」を最後に残し、新天地イタリアへと去っていった。
(FOOTBALL ZONE編集部)